旧)館主日記|噺館(はなしごや)

山形県山辺町にあるイベントホールとゲストハウス「噺館」。館主が日々の出来事を綴っています。

2022年09月

噺館で聴く、画期的なコンサート。
ヴァイオリニスト・平澤海里の新たな挑戦「パガニーニ 24のカプリース 作品1 全曲演奏会」がいよいよ、今週末の日曜日に!
満席となったと喜ぶも、急遽キャンセルが。
全24曲を通しで聴くというなかなかない貴重なコンサートだけに、お誘いしたい。
残りあと3席、ありますよー。

ホール写真
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その視線の先に、何を見ているんだろう?
ヴァイオリニスト・平澤海里さんへの取材記事が、山形新聞の文化面に掲載された。
いよいよ、10月2日(日)、「パガニーニ 24のカプリース 作品1全曲演奏会」、14時開演です。
あえて今、若きヴァイオリニストが偉大なパガニーニに挑む。
この熱き挑戦を、噺館を満席にして迎えたい。
満席まであと少しです。(40名様限定)
どうぞ間近で体感ください。

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これはすごい!と思った。
ヴァイオリニスト・平澤さんが、新聞の取材を受けるために噺館に来られた。
その時に、間近に迫った10月2日の「パガニーニ24のカプリース作品1全曲演奏会」での曲を、ちょこっとだけ弾いてもらえませんか?とリクエスト。
落語の高座がそのままのステージで申し訳なかったけど、「いいですよ」と。
音楽がわからない私でも、ヴァイオリンの技術、そしてその音色に圧倒された。
今回のコンサートは、無謀とも思われるが、平澤さんが長年やってみたいとあたためてきた企画、それを山形で聴ける、しかも噺館(40人限定)のこんなにも近い距離で聴けるって、これまたすごい。
24曲全曲を1回の演奏会で通しで聴いてもらいたいという、若きヴァイオリニストの新たな挑戦に、立ち会ってみませんか!

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鯉昇ワールドを堪能。
大会場の山辺どんぶり亭、そして初登場となる小ぢんまりとした会場の噺館寄席と、2日間にわたる「瀧川鯉昇独演会」は、爆笑の渦に包まれた。
無事終わったという安堵感と、ああー終わっちゃったという一抹の寂しさ、師匠が去った高座を眺めながら、「噺館寄席、最高だなあ」と、一人打ち上げです。

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川西町演劇研究会の古川孝さんが、噺館で芝居の主催公演をしてくれました。
狭くしかも設備もない空間で、工夫を凝らし演じられたのは、井上ひさし作の二人芝居「父と暮らせば」、今回が95回と96回目の公演になるとのこと。
まさに古川さんのライフワークだが、次の世代に役を託したいと現在後継者を探している。
まもなく100回目を迎えるという、なんとも気合いの入った生の舞台、原爆投下で犠牲になった竹造と美津江が発する言葉のやりとりが、心に重く響いてきた。

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