旧)館主日記|噺館(はなしごや)

山形県山辺町にあるイベントホールとゲストハウス「噺館」。館主が日々の出来事を綴っています。

2022年06月

切っても切れない“どんぶり亭”と“噺館寄席”、
2日間続けての「古今亭菊之丞独演会」が無事終了です。
どんぶり亭ではキャパ1,200人の山形市民会館、かたやキャパ40名の噺館。
どちらも素晴らしかったけど、
マイクを通さず、しかもどこからでも表情や仕草がはっきり見える噺館は、贅沢だなあ…。

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【 映画 HELL DOGS 公開記念
  深町秋生・荒井幸博
  シネマ&ブックトーク 】
 のチラシが届きました。

  9月10日(土) 13:30~
  噺館にて開催!です。

HELL DOGS原作・作家の深町さんが、山辺町在住であることから、映画公開前に、同町の噺館でも開催いただけることに。
インタビュアーは、長年映画の魅力を伝え続けている、荒井幸博さんです。

限定40名のちっぽけなスペースで、お二人によるシネマ&ブックの熱いトークが繰り広げられます。只今申込予約受付中、ご期待ください。

噺館深町さん(2校)
シネマ&ブックトーク ウラ


ペーパークラフト作家・中村隆行さんに制作依頼した「大河への道」映画化記念作品が、この度完成。
そこで私は、6月22日(水)の「志の輔らくご in 青森」公演に焦点をしぼり、最大のミッション「師匠に作品を無事届ける」を決行。
大きな紙袋2つに作品を入れ、東北新幹線に乗った。
トイレに行っても手を洗いません。
もし作品に水滴でも落としたら…。
ウトウトもできません。
もし誰かに持って行かれたら…。
こんなに気を使ってもどうしようもないことが、目の前で。
仙台駅ホームで乗車のため並んでいた私、降りてきたお客さんが列をつききってきて、私の持つ紙袋にぶつかってきた。
なんてことするんだと首を絞めたいくらい。
幸いにも作品に異常なし、その後は車内で紙袋を抱えながら青森へ。
ついに師匠から、楽屋でこの作品を観てもらうことができた。その出来栄えに師匠は大絶賛、これで手に汗握るミッションは終わったと思った。
だが、荷物をいっぱい抱えたお弟子さんに、
大事な作品を持って帰ってもらうことはできなかった。
今度は、この作品をアクリルケースに入れ、再度師匠の元へ、さてどうやって持参するか?
私のミッションは続く…。

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志の輔師匠に、創作落語「大河への道」の映画化記念作品を贈りたくて、友人のペーパークラフト作家・中村隆行さんに制作を依頼、それがこの度ようやく完成した。
中村さん、渾身の作。
映画「大河への道」を観た人であれば、この場面がすぐおわかりだろう。
映画の場面と違うのは、
映画には一度も出てこなかった伊能忠敬が、雲の上に登場する。
原作者の志の輔師匠が脇で、「大河への道」を演じている。
雲の上の伊能忠敬に向かって、将軍様と
志の輔師匠が、グッジョブ(good job)をして、最大限の敬意を表している。
夢を抱き、55歳から17年、自らの足で日本全国を測量し初の日本地図をつくるという伊能の功績に光が当たる。
雲の上の伊能さん、喜んでるだろうなあー。
ス・ゴ・イ!、感動の作品である。

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シュガーシスターズ「平和の祈りコンサート in 噺館」、2回シリーズの第1回目
“Peace of Smile” が無事終了です。
本企画は、世界平和に尽くし「世界の良心」と讃えられた安達峰一郎博士の生誕の地である山辺町から、同町出身の歌姫シュガーシスターズが平和の歌声を響かせ、平和を発信していこうというもの。
平和を切り口にしたとっても素敵なプログラムで、情感溢れる歌声が心に響いてきた。
第二弾は10月15日(土)、「被爆ピアノとともに~時代を超えて愛されてきた名曲たち」が益々楽しみになってきた。

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