旧)館主日記|噺館(はなしごや)

山形県山辺町にあるイベントホールとゲストハウス「噺館」。館主が日々の出来事を綴っています。

2022年02月

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“噺館”が、3月2日(水)、テレビユー山形(TUY)、19時からの番組「どすコイやまがた」で、紹介されます。
この番組は、毎週山形県内の一つのエリアに焦点をあて、山形の「おもしゃい!」をスクープするというもの。山形の正統派どローカル番組という放送をゴールデンタイムで!、いやすごい画期的ですねぇー。
今回噺館は、どすコイ「山辺場所」の中の一つで取り上げていただきました。
山辺町、良いところですよ。ご覧ください。

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「THE VIOLA CONCERT」全4回シリーズ、無事スタートすることができました。
 第1回は新型コロナの影響により延期、今回は大雪に心配されましたが、安堵です。
 普段「ヴィオラ」のみにフォーカスされることはほとんどないという貴重なコンサート、静寂な雪の夜、噺館には山中保人さんが奏でるヴィオラの音色が響いた。
この日、山中さんが当日プログラムをカードにして持ってきてくださいました。
そこには、山中さんがオーストリア時代に自分のカメラで撮った写真も。山中さんが歩んできた時間も感じられる素敵なカードでした。

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今、噺館の外は、こんな感じ。
外の雪を見ながら、扇辰師匠演じる“鰍沢”の感動が甦る。
古典落語“鰍沢”は、お参りに出た江戸商人、帰り道に大雪に遭い、道に迷ってしまうところから噺がはじまる。
雪の中を進んでいくも、夜が近づく。偶然にも一軒家を発見し難を逃れたかに見えたが…。ドラマチックな展開に加え、雪の情景が浮かび上がる。
一面雪で覆われた真っ白な世界、凍える寒さ、静寂、孤立、恐怖…、そんな噺の世界に、噺館の大きな窓から見える雪の状況が相まって、臨場感が増し、今の季節ならではの忘れられない1席となった。

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扇辰師匠が、噺館高座に帰ってきた。
昨年11月以来です。
宮城県のえずこホールで「入船亭扇辰独演会」が開催されると知り、師匠に「そちらのホールから噺館まで車で1時間です。翌日にお願いできませんか」と依頼。その会終演後、師匠を拉致し実現したものです。
特に雪に覆われた噺館で聴く「鰍沢」は、まるで映像をみているかのよう、圧巻でした。

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噺館2月の催しは、予定どおり行います。
2月20日(日) 入船亭扇辰独演会《申込締切》
2月24日(木) 「THE VIOLA CONCERT」
       シリーズ第2回《申込受付中》
2月・噺館寄席は、扇辰師匠の登場です。
「THE VIOLA CONCERT」は、1月24日開催予定の第1回を5月に延期したため、今回がコンサート初回となりますが、第2回としての実施となります。
いよいよ、噺館に素敵なヴィオラが響きます!

チラシ:扇辰独演会 in 噺館
ヴィオラ-表(軽)

ヴィオラ-裏(軽)

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