旧)館主日記|噺館(はなしごや)

山形県山辺町にあるイベントホールとゲストハウス「噺館」。館主が日々の出来事を綴っています。

2021年06月

昨年の“眺めのいいコミュニティシアター”、記念すべき第1回上映作品「人生フルーツ」が甦ります。
うわぁ、きたぁー!
ペーパークラフト作家・中村隆行さんに注文したものが、手元に届いた。
この映画はここで初めて観て感動した思い出の作品、“人生の豊かさ”を考えさせられた。
残念ながら、お二人はもう亡くなられている。
でもこの中村さんの作品によって、私の記憶の中に、あの時の感動がずっと残っていく。
こんな素敵な人生を送れたらなあと思うけど、うちはちょっと無理ーい、
せめて、噺館に展示して眺めていこうっと!

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噺館のもう一つの楽しみは、ペーパークラフト作家・中村隆行さんの作品が間近で見られること。
今回は春から夏バージョンへ、展示を入れ替えていただきました。
蝉とり、花火、夏休み、オニヤンマ、ひまわり、水遊び・・等、夏の風景が見事に描かれています。
うわぁー、暑い夏の季節がもうすぐ!
私もオニヤンマに乗ってみたいなあ~。
作品たちが、皆さんをお出迎えしてますよー

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眺めのいいコミュニティシアター第4回「スケッチ・オブ・ミャーク」、1日3回の上映会が好評にて終了。
最終の回、スタッフも一番後ろの席で観賞。
映画の舞台は、沖縄・宮古島。
スタッフの一人から、唐突に「宮古島に行こう!」と。
映画で流れる神歌や古謡を生で聴けないだろうか?、独特な文化を育んできた地を歩いてみたいなあ、きれいな海も見てみたーい、ゆったりと流れる時間の中に身をおきたい、自分の中で盛り上がっきた。
俄然行きたくなった宮古島。今、宮古島に立っている自分が見えます。
一本の映画から好奇心を揺さぶられ、考えてもみなかった行動に掻き立てられる、おもしろいなあ~。行きませんか、宮古島!


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噺館が、コミュニティシアターに!
噺館は開放的造りなだけに、会場に光が漏れないようにするのが一苦労です。仲間が集まり、明後日の上映会準備完了。
このシアターの第4回目、国際ドキュメンタリー映画祭・高橋さんのチョイスは、「スケッチ・ オブ・ミャーク」。山形国際ドキュメンタリー映画祭応援プレイベントとして開催。
沖縄 宮古島に残る神歌と古謡、厳しい暮らしや神への信仰などから生まれた唄を歌い継ぐ人々のドキュメント。
南国の小さな島での噺、未知の土地に根づく独特の文化が、実に興味深い。
ぜひ映像で観てもらいたいなあ~。

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チラシ表:ミャーク(軽)


“どんぶり亭2021”と“噺館寄席”の2日連続の「立川談笑独演会」が終わった。
“談笑師匠が5月31日甲状腺乳頭がん手術”とニュースで流れた。術後約2週間での公演、予定どおり開催できるのか?という不安の中、無事師匠が高座に上がり、「声が出ます!」と。復帰第2弾、手術してまもないとは思えない、いつものパワフルな高座が戻ってきました。
芸人魂がすごい!
2日間は、1200席と40席の会場という落差。
マイクなしで、こじんまりした空間で聴けるのもいいなあー。
次回7月の噺館寄席は、やまのべ落語愛好会発足当初からずうっと落語の魅力を伝えていただいた、立川談幸師匠の登場です。いいですよー。

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