旧)館主日記|噺館(はなしごや)

山形県山辺町にあるイベントホールとゲストハウス「噺館」。館主が日々の出来事を綴っています。

2021年05月

今日の山形新聞の1面「談話室」をみて、びっくり。1年ぶりの開催となった先日の地域落語会「山辺どんぶり亭」が、この欄で取り上げられているではありませんか!
「ライブならでは味わいである。」と・・・、
何とありがたい、何とうれしいことか!
たとえ、移動の時間もなく効率のいいオンラインで何でもできるようになったとしても、コロナが落ち着けば、その場・その時ならではのライブがより一層求められてくる!と確信しています。

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“噺館寄席”に引き続き、地域落語会「山辺どんぶり亭」がようやく開催できました。
昨年から何回も何回も延期を繰り返してきた、どんぶり亭の落語会シリーズである。
2021年初、笑いに包まれた「三遊亭歌武蔵独演会」の高座を見つめている目に、なぜか熱いものが込み上げてきた。
終演後のアンケートには、
「この日を待ちわびていた」、
「こんな時だからこそ、笑うってことがとても大切な時間」などのお言葉、皆さんの温かい気持ちにスタッフ一同励まされました

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今宵、一人打ち上げ。
噺館での「無伴奏チェロ組曲全曲への挑戦」第6回が終了、そしてこのコンサートシリーズが大好評のうちに幕を閉じた。
雪がしんしんと降っていた昨年のクリスマスの日にスタートしたチェロ奏者・久良木夏海さんの“なつくら”、回を重ねて最終回。クラシックギター奏者の小関佳宏さんをゲストに迎え、チェロとギターの心に染みる音色が響いた。
この長丁場が終わった暁には、「久良木さん、お疲れさまでした~、乾杯」と祝杯をあげたかったのですが・・。
でもコンサート途中にブルーインパルスの祝福がありましたよー。
今度は、山形交響楽団アシスタントコンサートマスターの平澤海里さんによる「バッハ無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ全曲シリーズ」が、久良木さんのバトンを受けて新たに始まります。
バッハは続くよどこまでも・・・。

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22時を回って、今日の山形新聞を開いた。
何気なく、社説を見てびっくり!
わあー、俳優佐藤正宏さんが社説に出てるー。昨年噺館で紙芝居公演を演っていただいた。
社説では、先日佐藤さんが同紙の文化面「アートフロンティア」に寄稿した内容を切り口に、
「コロナ禍の中でも県内の芸術文化活動を注視しながら、一人一人ができる範囲で支えていきたい」と結んでいる。
社説を読んで、目がウルウルになったのは初めてかも?です。

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眺めのいいコミュニティシアター・第4回の上映映画「スケッチ・オブ・ミャーク」のチラシが出来上がっててきました。
毎回の上映作品は、国際ドキュメンタリー映画祭の高橋さんがセレクト。だからおもろくないはずがない。
沖縄宮古島に残る神歌と古謡、それは厳しい暮らしや神への信仰から生まれ、幾世紀にも渡り口伝されてきた。それを歌い継ぐ人々のドキュメンタリー、この島で生まれた独特の文化が興味深い。
6月20日(日)上映は①10:00 ②13:00 ③16:00
この機会にどうぞ!

チラシ表:ミャーク(軽)
チラシ裏:ミャーク (軽)

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