言いふらしたい。
「東北建築賞」【作品賞部門】受賞!
3月14日(月)、うれしい知らせが届いた。
最終審査の結果、“噺館”の建築が、栄えあるすごい賞に輝いた。http://tohoku.aij.or.jp/tohokukenchiku/schedule
設計は、私の高校テニス部の後輩でもある、本木大介建築設計事務所さん。建築施工は愛和建設さん、そして関わっていただいたすべての皆様にありがとうを言いたい。
私の棚には、分厚い噺館図面関係のファイルが並んでいる。コンセプトを徹底的に協議し、何回も何回も書き直された、いっぱいの図面。
そこには建築士・本木さんの膨大な時間がつまっている。変更の度に話し合いを重ね、絶対いいものにしようと頑張ってくれた姿が思い浮かぶ。
どうにもならない予算の制約の中で、時間だけはどこにも負けないぐらいかけてきた建築が、小規模建築物部門で評価された。
「この建物には、もうすでに“気”が入っている」とは、噺館オープン前にいらしてくれた、立川志の輔師匠からの言葉だ。
草ぼうぼうの荒れ地、傾斜地で、多くの方からどうしようもないと思われていた土地、
そんな町有地の一般競争入札では、私以外に手を挙げる人はいなかった。
そんな土地を本木さんから初めて見てもらった時、「ここの土地っておもしろい。」と。
(どだなだず!)
そこから、私の噺館プロジェクトが動き出した。
昨年11月、審査員の方たちによる2次審査が現地で行われた。あれから大分時間が経過し、恐らくダメだったのだろうと思っていた矢先の受賞の知らせである。
本木さん、そして関係の皆さん、おめでとうございます!
とりあえず今日は、噺館2階のゲストルームにて、夜景を見ながら一人祝杯をあげさせていただきまーす。

全景(石積みを入れたもの)
image
20210201_115704
お風呂から 軽
ゲストルームからの眺め