噺館の“ひな飾り”です。
私がふるさと資料館に勤務していた時、この時期に「ひなミュージアム」を企画したことがあります。様々なアーティストの方に、「あなたが考えるお雛様を創ってください」と依頼し、会場にはどこにもない、世界に一つだけの作品が多数並びました。
展示終了後に、私が購入したお気に入りの作品がコチラです。
・ペーパークラフト作家 中村隆行さん
・陶芸作家 安達浩子さん
・日本画家 堀本千秋さん
どれもが、お雛様をイメージして創ってくださった作品です。
中村さんの作品を見られた方が、倒れてると思い起こそうとするのですが、これはいつもきちんと座っているお殿様が疲れたあーと横になっているんです。なんと、耳掃除をしてもらい鼻くそまでほじくっているという、お雛様関係者から不謹慎と怒られそうなものとなっています。
安達さんの作品、本当はここに花を挿して完成なのですが…、色合いがとても素敵です。
堀本さんの作品、春の穏やかな光を感じさせてくれます。一つ一つの花びらがお雛様なのでしょうか?
今年も、想いでとともに、大事に飾らせてもらってまーす。

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